ゆめうつつ

思いわずらうことなく愉しく生きよ

文字数が足りなくて

高校生の時から社会人1年目までずっとブログをやっていた。
誰にURLを教えるわけでもなく、ただ紙の日記帳は続かないという理由だけでウェブ上に日記を残す感覚でしていた個人的なものだった。
ヤプースからはじまって、サービス終了とともにヤプログへ移行、そのあとalfoo!に移ったけど有料化とともに辞めた。
それからはずっとtwitterで、その時々の考えや出来事を呟いてるだけの自分のためだけの覚書き。フォロワーいっぱい欲しい!とか思ったこともなく、誰かと交流したい!とかもなく、本当にひっそりとしたただの日記帳代わりのアカウント。
なので友人とは繋がっていない。友人のtwitterも見たことがない。mixiも遠い昔に辞めたし、facebookも登録しなかったし、instagramも登録しているけど芸能人しかフォローしていない。こじはるとか。友人のインスタは探さないし見ない。

友人たちはみな、わたしはSNSをやっていないと思っている。SNSはやらないオンナだと思っている。
「めちゃめちゃインスタ(投稿)やってそう!」って言われる。やってない。写真撮るのも下手だし。外食しても写真撮らずにすぐ食べるし。カメラロールには実家の犬しかない。そんなだからSNSにはかなりうとい。
実際twitterinstagramもアカウントは持っているけど、twitterはただの覚書きだしinstagramに至ってはアイコンも設定してないし投稿もしたことがない。
どちらも情報収集のツールとして利用している。どっちかというとtwitterが好き。写真より文字が好き。instagramはたまにしか見ない。

大学生のころmixiが流行っていた。友人知人とちゃんとマイミクとして繋がっていたけど、そのときに自分がSNSでの交流に向いていないことがよくわかって以来SNS上での友人知人との交流はやめた。
必要な人とは連絡を取りあうので全然問題はない。必要な人や好きな人と、必要なときや好きなときにに気ままに関わるのがわたしにはちょうどいい。元々狭く深くの人間関係を好むので不便も感じない。LINEですら友だちになる人を選ぶくらいなので、わたしは多分この時代にすごく変な奴だと思う。しばしば「すみません、LINEやってないんです」って嘘ついてしまうくらいにLINEの友だち追加のハードルが高い。メールアドレスを教えるほうがハードルが低かったりする。わたしにとってLINEはメールなんかの手軽で便利な代替手段ではなく、本当に本当のSNSなのだ。プライベートすぎる。簡単に「LINE教えてよ」なんて言われちゃ困る。この感覚は友人にもわかってもらえない。LINEって、普通のメールより距離近い感じがするんだもん。そんな誰彼と交換できない。わたしにとってあれは充分プライベートなものなんだ。だってアイコンあるじゃん。既読未読あるじゃん。絶対LINEって連絡のハードルが従来のメールより低いじゃん。メールやましてや電話なら躊躇したり遠慮する連絡もLINEなら気軽!みたいなとこあるじゃん。距離感が‥近いんだよ‥!友人たちにこれらを理解してはもらえないが、わたしがそういう奴なのだとは理解してくれている。なのでわたしが「LINEやってないんです」といういつもの嘘をついて、「いまどきLINEやってないわけないじゃん。教えてよ」というもっともな反撃にあっているときに「この子、LINE本当にやってないよ」なんて助けてくれたりする。ありがとう、みんな。愛してるよ。
一番困るのが、親しくもない職場の人に連絡先としてLINEの交換を迫られるとき。業務連絡も必要ないような間柄の。というかわたしの部署には急を要する業務連絡などないし、そもそも内勤だし‥なのでせめてメールにしてくれ。これは断れないので本当に気が重い。大体そういうのは定期的に飲みの誘いが来るか、聞きたくもない仕事論トークに付き合わされるはめになる。LINEは便利で手軽だけど、それゆえに人に連絡するハードルも下がったと勘違いして気軽に連絡寄こしてくる人が本当にイヤ。おじさんに多い気がする。

なんか話が逸れたけど、10年ぶりくらいにブログをやってみることにした。だってtwitter、140字なんだもん。それだけ。